2014.7. 6 走行距離 66,100km 衝突防止近接センサー
刃物台が、スクロールチャックに当たりそうになったことはないでしょうか、初心者の頃や疲れてきたりすると危ない。
そこで、近接センサーを使って、刃物台の衝突防止装置を設けました。
構 成
1、製作
2、使ってみて
必要な物
OMRON 近接センサ E2E-X4MD1
20140722-08 【新品】 OMRON 近接センサ E2E-X4MD1
検出距離 4mm ±10%
応差 検出距離の15%以下
制御出力(開閉容量) 3~100mA
使用電圧範囲 DC10〜30V
残留電圧 3V以下
保護回路 サージ吸収
表示灯 動作表示灯(赤)、設定表示灯(緑)
2、製作
結線図です
LEDの漏れ電流による点灯を防止するには500Ωが適当なようなのですが、手持ちの1kΩ1/4WでもOKでした。
既設マイクロスイッチは、蓋が開くと導通するということから、追加のリレー接点を直列に入れて、既設ミクロスイッチと、追加のリレー接点の両側の動作で、ストップする目論見は、
結果的に、無理となり、並列接続によることとなった。
いずれにせよ、カバーのマイクロスイッチの動作は、無用です。
図面は、水魚堂の回路図エディタを利用しました。
写真左:2014.8.10 リレーなどをセットした基盤が完成しました。
写真中:リレーの接点容量は、既設リミットスイッチに合わせました。250V 15A
写真右:リレーの説明には、高容量型とありますが、外から透けて見える、銅板が、頼もしいです。
意外だったのが ↓
取説にあった回路図というか、○秘主義、全く分かりません。
この図面を見た時は、カバーに付いているリミットスイッチは、上か下の赤丸と思っていました。
どちらも、図では、ブレークスイッチですので、カバーが空いたら、スイッチが開いて、電流が切れて停止と思っていました。
でも、実際は違っていました。 カバーを開けたら、スイッチが閉じて、AP側から電流が、流れる。
つまり、K3から、常に電流が流れている。
これは、三菱のサーボアンプMR-J3-40Aの緊急停止と動作が似ています。
三菱も、緊急停止時にサーボアンプから電流が流れて、リレーのコイルを励磁させ、リレーの接点が切れるという動作でした。
カバーに付いていたリミットスイッチです。
3、使ってみて
ほんのちょっとテスト程度です。
トグルスイッチにより近接センサーをキャンセル出来る様にしておいて正解な感じです。
作業は、スクロールチャックから、ギリギリでやる時もあるでしょうし、刃物台によるテーパー削り、両センター作業、
それと、高回転からの停止するまでの惰性での移動距離
、等々、色々とあるからです。
まー、方持ちで切削るる場合が一番多いいでしょうから、こういったセンサーにより一番多いい方持ち作業での緊急停止装置を設けるのも、
安全対策の一案でしょうね。
ちなみに、PSL550VDRは、1000回転で停止させると、2mm程自動送りが惰性で進みます。
なので、ぎりぎりで、近接センサーは、スクロールチャックから、3mm位に刃物台が来たら停止する様に設定しました。
今後様子見でしょう。
写真左:近接センサーがONになると、センサー付属のダイオードでモニターできます。
写真中:アルミシャシー側でも、モニター用の赤色LEDが点灯する様にしました。 トグルスイッチで既設リミットと近接センサーを切り替えできるようにしました。
緑の近接センサー電源確認用のLEDを入れます。
写真右:クーラントポンプのアルミシャシーに空き空間があったので、近接センサー用の基盤も入れました。 も〜、満タン(笑)
2014/11/1 追記
センサーの位置を下の様に変えました。
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