2014.3. 8 走行距離 66,400km 調整
 フライス盤もそうですが、ねじがゆるんでくるせいか、使っている内に狂ってくるものです。
 そこで、調整するとなると、DROを外したりと面倒ですが、、、狂いもひどくなってきたので、調整する事に。
 

構  成
1、狂いの確認
2、調整方法



1、狂いの確認
 調整方法は、ミニ旋盤を使いこなすの本にありました。 実に簡単な方法でした。何故もっと早く気がつかなかったものかと(苦笑)
 


ばらす時に大変なのは、ヘッドを外すことです。 今回は、車用のパンタジャッキを使いました。


狂いを確認するには、計測できなければなりません。
その方法が、ミニ旋盤を使いこなすの本にありました。 いたって簡単で、写真の様にマイクロメーターをチャックで固定しぐるっと回して前後左右の狂いの度合いを 確認できます。



左右方向の狂い


計測して分かった状態がこれです。 誇張して表現してあります。 XJはコラムが傾くので、左右方向は、コラムを左に叩いて修正。簡単です。


前後方向は、コラムが手前側に傾斜していました。




2、調整方法
左右方向の狂については、XJ9512の場合、コラム後ろにあるでかいナットを緩めて、調整できますので簡単です。
前後方向は、ヘッドが2ピースであるので、ヘッドの割れ目にテープを挟んで調整しました。


写真左:ヘッド上げて、ヘッドの反側から4本のねじを緩めるとヘッドが割れます。

写真右:ヘッドの割れ目にテープを挟みました。 長さ60mm位のテストピースを切削すると、端部で0.025mmの差です。結構な狂いでしたので、これで良しとしました。


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