2016. 1. 9 走行距離 69,200km ML4 ブロワー&掃除機
今年は暖冬のせいか暖かいのですが、それでもバイクで走りだすと、やはり寒い、、、走るよりは、フライス盤の改善です。

フライス盤の切子対策が、未だ解消されていません。 対策が難しいと思います。
切削液も使う場合、ドライの場合もある、そして、切子も排出しなければならない。
クーラントポンプを付けたものの、前記の対策をどうしたらよいものかと、ここまで来てしまった。
切子の排出は、今まで、人力でした。ノズルを持って切子を吸い込んでいました、そして、合間合間に、オイラーで切削液を掛けていたりでした。



構  成
1、PICのプログラム
2、動作と回路図
3、基板完成
4、クーラント吐き出し口とエアーの吹き出し口
5、作業を終えて



1、PICのプログラム
今回は、簡単に済ませたいと思い、某オク製の基板を買ったけど、駄目、、無駄銭と消えました(泣く
探しましたが、他には、手軽に、希望動作をかなえる品がなさそうでしたので、自力では無理な為、 PICの先達者様のお力を借りことにしました。
プログラム
今回のプログラムはタイマー0割り込みと外部割込みを教わりました。
紆余曲折があって、ある方の外部割込みによるプログラムを作っていただきました。


割り込みとは →  割込みとは?
で、紆余曲折で、実際は、割り込みなしです。


2、動作と回路図

動作
最初自分で考えていたけど、先達者の方に教わりました ↓

> 0:オフ、1:ポンプオン、2:間欠、3:mach制御間欠
1は単なるオンです。手動操作用
2はMACHからの信号によらず間欠動作。
3はMACHからのオン信号の間だけ間欠動作です。



Omronからの注意点
Q5:電磁弁のコイル等からのサージ対策
自分の電磁ポンプは、サージキラー付きですので、自力での対策は不要でした。

SMC製 VX210AF といいます。

Q1:SSRの故障をチェック方法

ディップスイッチは日本開閉器製です。

中央は、PIC16F627Aです。







PICで重要な点の内に、外部と内部プルアップがあります。
PICを始めてから、初めて知ったのが内部プルアップです。写真がそれです。
びっくりポン!(笑





バリスタ
写真左:回路図にはありませんが、掃除機はAC100Vですので、制御のSSR保護の為にバリスタを付けました。

写真右:掃除機用のリレーは、掃除機が1200Wもあったので、色々と探したら、有る先達者の方の紹介で秋月を使用しました。
  放熱をちゃんとすれば、出力制御電流:40Aまで、OKだそうです。



3、基板完成
2016/1/14
この日やっと完成。

1/18 改造
掃除機もブロワと同期して使えるようにようにした。

注意点
最初、PICのRA4を出力端子にしたけど、動かなかった。
原因は、RA4だと教えて頂きました。
この端子は、オープンドレイン用でした。
キットで遊ぼうの回路はオープンですの、LEDは光りますが、自作基盤は、オープンじゃないので、光らなかったのです 。

/***************************** * 間欠タイマー * 16F627A * XC8 V1.35 * RA6←MACHからの入力想定 * RA2ブロワ制御用リレー * RA3掃除機制御用リレー * RA7 モニター用発光LED  *****************************/ #include #define _XTAL_FREQ 4000000 //delay用宣言 // #pragma config statements should precede project file includes. // Use project enums instead of #define for ON and OFF. // CONFIG #pragma config FOSC = INTOSCIO // Oscillator Selection bits (INTOSC oscillator: I/O function on RA6/OSC2/CLKOUT pin, I/O function on RA7/OSC1/CLKIN) #pragma config WDTE = OFF // Watchdog Timer Enable bit (WDT disabled) #pragma config PWRTE = ON // Power-up Timer Enable bit (PWRT enabled) #pragma config MCLRE = OFF // RA5/MCLR/VPP Pin Function Select bit (RA5/MCLR/VPP pin function is digital input, MCLR internally tied to VDD) #pragma config BOREN = OFF // Brown-out Detect Enable bit (BOD disabled) #pragma config LVP = OFF // Low-Voltage Programming Enable bit (RB4/PGM pin has digital I/O function, HV on MCLR must be used for programming) #pragma config CPD = OFF // Data EE Memory Code Protection bit (Data memory code protection off) #pragma config CP = OFF // Flash Program Memory Code Protection bit (Code protection off) #define On 1 #define Off 0 #define MACH_sig RA6 #define POMP RA2=RA7 #define burowa RA3 #define MODE (PORTA&0b11) //00:オフ、01:掃除機のみオン、10:ブロワと掃除機は間欠運転、3:mach制御ブロワと掃除機は間欠運転 /* ピン毎にRA0~RA3で信号を受けるなら上のMODEの1行を消して、下記の 「MODE==X」を「RAX==1」などに書き換えて下さい。推奨のプルダウンなら、1、プルアップするなら0です。 */ // 待ち時間関数} void Second(int sec){ //1S→0.1Sに変更 while(sec >0){ if(MODE==0||MODE==1||(MODE==3&&MACH_sig==0)) break; //MODE==1はブロワ sec--; __delay_ms(100); } } // メイン関数 void main (void){ OSCF=1;//内蔵発振器 4MHz使用に設定 CMCON = 0x07;// 1,2,17,18端子を入出力端子に設定 RA2=0;RA3=0;RA7=0; // 入出力設定 TRISA = 0b01100011;//RA0、1はセレクタ、RA6はMACH入力、RA2は掃除機出力、RA3はブロワ,RA7は発光LED TRISB = 0b11111111;//RBは入力。ロータリースイッチ2個 1=入力 0=出力 int DousaTime,KanketuTime; OPTION_REG=0b00000000;//プリスケラ2 5ビット=0 WDTは使わない ポートBプルアップ int TIME[]={10,20,30,40,50,60,70,80,90,100,150,200,300,600,1200,1800}; //1秒~3分 //ロータリースイッチの値0,1,2…が1,3,6…に対応。後で上のSecond関数でウェイト(x0.1秒する) // 永久ループ while(1){ if(MODE==0||(MODE==3&&MACH_sig==0)){POMP=Off;burowa=Off;} if(MODE==1) {burowa=On;} if(MODE==2||(MODE==3&&MACH_sig==1)){ DousaTime=TIME[PORTB&0b1111]; //動作時間はTIME[ツマミの数字(RA0~RA3)] KanketuTime=TIME[PORTB>>4]; //間欠時間はTIME[ツマミの数字(RA4~RA7)] POMP=On;burowa=On; Second(DousaTime); POMP=Off;burowa=Off; Second(KanketuTime); } } }

MODE0:オフ(00)
MODE1:連続(10)
MODE2:間欠(01)
MODE3:mach制御間欠(11)

ロータリーSW:RA0→○●○●
ロータリーSW:RA1→○○●●


4 クーラント吐き出し口とエアーの吹き出し口
厚さ20mmのアルミ板からCNCで抜きだしまして、後は、CNCで穴開けしました。

写真左、バラック状態でテストしました。

写真中:LOADは、発光LEDです。 緑色で、点滅しています。無事に成功!!

写真右:ジュラの板を抜きだして電磁弁とアルミの金具を繋ぎました。 ピッタリです!
寸法さえ間違わなければ、CNCでピッタリと収まります。



Mach3のDiagnosticsの画面で、動作を確認できます。
私は、OutPut2に繋ぎましたので、動作中は、赤くランプ表示されています。








6、作業を終えて

間欠運転を、写真の赤枠内の3連のスイッチで、操作しています。
発光LEDは、間欠をモニター出来るようにしました。光物が好きな管理人です(笑

作業途中で、アンペア数を間違えて購入したリレーが燃えたりとアクシデントがあって、
完成した日が2016/2/6 、書きだした日が、2016/1/6ですので、この作業も結構時間がかかりました (;´・ω・)

操作感としては、 心配した、エアコンプレッサーが連続運転になるかもと思っていましたが、
間欠運転が自在にできるようにしたお蔭で、そういったこともなく、快適です。

動画はここ

上出来だと思います。完成できたのは、先達者のお蔭です。感謝申し上げます。 今後は、手で操作している掃除機の吸い込み口を何とかしたいですね。





2016.2.27 追記

ブロワノズルとクーラントノズルを固定するブラケットにブラケットを上下方向に任意の位置で 固定さるハンドルを付けて、
コラムに固定させました。




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