2019.3.12 走行距離 10,400km 切子ガード
 我が ML4ですが、改造自体は大分以前に完成していたのですが、 切子ガードは面倒にしていて、手付かずでした。
その他にも、吸塵とかもどうしようかと迷っています。
で、残った切子ガードに着手。


 

1、ケミカルウッドで試作



高価なアルミ無垢材を作るにあたっては、ケミカルウッドで試作することにしました。
失敗しないためです。 ですがですが、なんですよね〜
これが素人でしょう、先ずは、ケミカルウッドで製作中の場面です。



2、先ずは土台から
 狭いテーブルなので、切子ガードの板の固定をどうしようかと迷いました。
特にコラム側には、土台を設けるか否か。
将来改造もできるので、今回は、コラム側の板も、土台の上に板を乗せる構造にしました。
 
設計は、FUSION360でやりました。
これ、本当に便利です。設計から、CAMまで出来るので大変便利です。
土台は、コラム側に、アルミフレーム、両サイドの土台は、厚さ25oのアルミの無垢を削り出しました 写真では、ぴったりです。  でも、地道に小物を作って合わせました。




実は、テーブルの長さにアルミフレームを合わせたつもりが、、、、寸足らず、オーノー

結局、アルミ無垢板を削ってアダプターを作りました。
でも、CNCがあれば、写真のような複雑な形状でも難なく削り出せます!!



3、回り止めのナット






切子ガードに使う部品の中に フリーストップヒンジがあります。
このヒンジの固定の際、 ほんの少し、簡単にずれるようにする必要が出た。
そこで、ヒンジ固定用のナットを考えた。 といっても、どこかで見たような気もする。
写真がそれだ、ナットを固定する必要がない。 ボルト側は、つまみねじにする。
このナットを使えば、スパナなしに固定できるようになる。



4、エプロン部分の板

切子ガードの内、エプロン部分とでも言いましょうか、 手前側は、トルクヒンジを付けて、任意の位置で自立できるようにしました。
一番面倒そうな部分でした。
一応、バイスが出っ張ってもいいように、切子ガードを倒しても、 バイスを邪魔をしないような高さに、調整しました。




ここまで出来て、アルミフレームの土台をテーブルの上に設置したが、、、
邪魔です!! アルミフレームの大きさは、20×20mmと断面が小さいのですが、、、邪魔
そこで、アクリル板厚さ5mmをコラム側に設置することにしました。
アルミフレームとアクリル板の差はわずか、15mmなのですが、それでも、アルミフレームは邪魔でした。

イメージはこんな感じ…。

コラム側のアクリル板は、テーブルの外側で、テーブルの縁に沿って取り付けます。

切子の壁をテストで、黒色にしましたが、透明な方が、テーブルの動作フライス盤本体に対する影響の有無が見えていいです。




イメージを具現化しました  ↓  ↓



で、実際使ってみると、左の壁も可倒式にしたい不満があるものの、、 とりあえずほっておく事に。

想像したとおり、 見通しが聞いて、安心感があります。

後は、手前側壁を可倒式にしたので、マグネットキャッチで、手前壁を閉じた状態を保持できるように 固定できるようにします。

写真左:アクリル板の角が尖って、危ないですね〜('Д')

要修正ですな〜。

コーナーと中間に見える白いのは、ジュラコン無垢から削り出して作った、 壁を固定用する部品です。

壁の固定に関しては、アルミのベースに切った溝にはめ込んだり、 壁同士が交わる部分は、アクリル板いに溝を掘り、壁固定を補完で出来るようにしました。
大変しっかりと固定されています。






マグネットキャッチにより、手前側の可動式壁を固定できるようになりました。







【このページのTOPに戻る】

inserted by FC2 system