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アーシング
 2011.12. 5   走行距離:45,400km

 ある時、同じVFR800乗りの方から効果有りの発言があったので、心をくすぐられて、アーシングを調べてみると
    ↓  ↓  ↓

 電流は+極から導体を経て−極に流れます。 車両の場合、導体を経て−極に流す導線の代わりにボディーを使っていますが、 パッキンなどの関係で疎通が良くないらしい。その為、太い導線に代えて、電流の流れを良くしようというのがアーシングの考え方の様です。
 昔、音響に凝っていた時、アンプからスピーカーへの線を太い銅線に代えたら音が改善された経験が有ったので、物は試しと装着しました。
 

構 成
1、材料

  先ずは、材料集め。
2、圧着端子のかしめ方
 圧着工具を滅多に使わない人向け。
3、配線
 アーシングは配線が肝でしょう。
4、使ってみて
 期待は、、、果たして?


< 1、材料>

  写真左の導線は、アーシング革命PRO
  試しに1本購入しました。 楽天市場では4320円しましたが、某オクで激安で1800円でした!
  (株) ピューマというところで製造しているようです。  この銅線は、コアも含めて耐熱性が有るので、熱対策は不要です。 良く見ると銅線の外側が網目に編み込んであります。

 写真右:貧乏くさいのですが、Rエンジンから純正アースまではエーモンのアーシング用8sqで間に合わせました(苦笑)




 <2、圧着端子のかしめ方>
 最初は、専用工具を買おうかとも思いましたが、8sq用の圧着ペンチはくそ高い! 専用工具(圧着ペンチ)を買っても、この先恐らく使うことも無いので、汎用工具で自作することにしました。


写真左:8sqの導線というと結構太いけど、写真のペンチで切断できました。
    端子をかしめるには、ウォータープライヤーを使い接続端子を潰しケーブルに固定します。

写真中:ウォータープライヤーで潰しただけでは、心配なので、ピンポンチでかしめます。
    端子と導線との接合部のチューブは、マイナスラインなので不要ですが、見てくれで付けました。

写真右:これだけでも心配なので、導通を良くしたいということもあって、半田で付けておきました。これなら、完璧でしょう V


 <4、配 線>
 アースラインをどうするか一番迷った。 46cさんや、導線のメーカはクランクケースを薦めてくれました。
 冒頭の様に、アースを取っている部品はどこなのか??
 この点を見出すことが、肝だと思います。 配線図を良く見ると、点火プラグ、セルモータ等、これ以外の部品は全て導線で電流を流しています。
 VFR800の場合、ボディでアースしている部品をなるべく近い部位で導線に繋ぎ代えることによって、大きな効果が上がる部品は??
 配線図により、セル、点火プラグということになります。


   私的アースポイント

 あたりまえですが、VFRの場合、シリンダヘッドが2個あるので、F&Rシリンダヘッドからアースを取ります。
 当初FとRのシリンダヘッドからの導線を純正アースポイント経由でバッテリにまわしましたが、燃費が悪くなった事が2回有ったので、 Y字結線にしてバッテリへまわしました。

 Fエンジンからは約80cm、Rエンジンからは約43cm。





写真左:Fシリンダヘッドはラジエータステイに共締めします。 Lラジエータ裏側になります。

写真中:Rシリンダヘッドは、カムチェンテンショナマウントボルトに共締めです。

写真右:赤丸部分でY字に結んでいます。





 <4、使ってみて>
 結果はどうなるか不安と期待が入り混じってドキドキしながら、セルON、、おっ、、、

 1、エンジンの掛かりが良い感じ、少し間をおいて、セルON、おー!、明らかに始動性向上!
 2、点火プラグを新品に替えたようなトルク向上の感は出ないものの、回転の上昇は滑らかになった。
  この辺は、プラシーボ効果でしょうか(笑)。

 結構、つかえる! ちなみに3千円弱で済みました。費用対効果ありと!
 補足ですが燃費は若干落ちた感が有りますが、それにも増して利点の方が高いと思います。。



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