VFR800 接点不良
2013.11.17  走行距離62,880km

【バイク部屋へ】

 本日はいい天気でした〜。ちょっと、ぷらっと走ろうと思ってセルを回そうとすると、何故か、燃料ポンプの駆動音がしません。
 思い出せば、先々週にも同様な事が起きた。 その時は、メインスイッチを入れ直したら、燃料ポンプが動いたので、 余り気にしないということでほっておいた。
 でも、本日は、うんともすんとも、、、。 こりゃー駄目だということで、本腰を入れてメンテです。

 と云っても、余り難しい事はありません。 ↓



VFR800は、ちょっとしたメンテでも、カウルを外さなければなりません。 慣れるまでは大変でした。今は、サクサクですけど。



電装系なので、サービスマニュアルにより、一歩ずつ確認します。 もー半分全裸になりました。




リレーも確認しました。 リレーも接点が開閉を繰り返すと寿命が来ます。
検査方法は単純でして、操作コイル側の接点にDC12を印加します。 通電された時、2時側の接点にテスターを当てて12Vの有りなしで確認するだけです。
結果、問題なし




Kill Switchの導通も検査します。
通電が有ればOKなのですが、微妙に抵抗値がぶれます。 おや〜って感じ。
で、コネクターの中を見ると、白っぽく汚れていましたので、洗浄しました。






写真の電装用の洗浄剤と接点回復剤を吹き付けてやりました。
結果ですか〜、焦らない  ↓





右側にあるコネクターを全て開けてみましたが、どれも、ほぼ同じように白っぽい粉で汚れていました。
全て、洗浄し、接点回復剤を塗布しておきました。 が、、、



メンテを終えて、翌日の11/18にエンジンのスイッチオンとすると、またもや、燃料ポンプが動きません。
導通テストをしたら、絶縁しています。 そこで、Kill Switchをそっくり交換しました。
すると、今度は、燃料ポンプが動きました。 どうやら、写真の切るスイッチが、接点不良を起こしている感じでした。
旅先で、こんなことになっては大変なので、そのまま、そっくり交換しておきました。



作業を終えて
実作業を終えてから、接点を確認しました。↓



写真左は、右の写真の接点と対になるもので、写真右の別れている接点を写真左の凸形状のブリッジで繋ぐ仕掛けです。
写真右を見ると判りますが、古いオイルでべちゃべちゃでした。 これは自分が、シリコンスプレーをした事により、接点に回ったものだと思います。
どうやらこれが災いをして接点不良を起こした感じです。 接点の洗浄前は、やはり、テスターで抵抗値を計測すると抵抗値がふらふらしていた。 そして、
パツクリで清掃すると、導線の抵抗値は0オームで落ち着きました。
我がVFR800は、2004年生ということで、今年で9歳、リフレッシュしないと駄目な年齢なんでしょうね(笑)
今回も良い経験を積みました。

 

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