ウインカー ACジェネレーター故障
2011. 7.2 走行距離40,155km

【バイク部屋へ】

2011.6.25(土曜)走行中、前を走行のダンプに映っているマイバイクを見ると、ポジションランプが点灯していません。  そこで、玉を交換し、スイッチオンすると、スイッチオンと同時に今度は反対側の玉が切れてしまいました(^^ゞ。
で、自転車屋さんに聞いてみると、先ずは、コネクターの差し間違えが無いか見てみたらとアドしてくれた。


構成
1、各所点検
2、ジェネレーターカバー焼付塗装
3、ジェネレーター 等交換
4、作業を終えて


1、各所点検

 電気が不得意な自分です。 いきなり、ウインカーが切れてしまい、超暗くなりました。 そんなことを考えても仕方が無いので、点検することにしました。
 フューズ切れ無、ハンドルバースイッチの導通テスト、最近交換したフロントハーネス のコネクターの点検、最近外したカプラーを点検してみると・・・・、ACジェネレーターのコネクター入っていく線が白っぽく粉がふいていて、おかしい!

コネクターを外すと、あんぐり! 熱で焦げています、どうやらACジェネレーターも逝きつつあるようです。
VFR800のあるオーナーさんの話では、5万kmで逝ったそうです。 コネクタが大分溶けてショートしそうです。
時間の問題なので、レギュレートレクチャファイヤーと一緒に交換することにしました。
メス側のコネクターはレギュレートレクチャファイヤーを交換すると一緒に交換できます。

以下は、教えて頂いた者からの貴重なメッセージです。
「予兆としては充電電圧が上がらなくなったらアウトかもしれません。 定期的に確認された方がいいですよ。 私の場合は一週間前に出先でセルが回らなくなりました。レッカー呼んで直結してもらってその時は始動しましたが、バッテリーを新品に交換してからまた、乗ったとき出先で完全に沈黙しました。 ・・ツーのとき長アイドリングでエンジンがとまり、エアクリーナーボックスの吸気口から煙が出てきましたが・・・サイドスタンドを立てると、オイルが左に溜まるので、その状態での長時間アイドリングは止めといた方がいいかもしれません」 

VFR800の場合、発電量が大いい為に加熱し焼けてしもうものと推察します。 過充電による現象としてこんなことが有りました。このバイクを購入し都内から帰宅後の直後のことです。 
バッテリから、過充電の為エアーが抜けるような音がしました。 「ピー」という断続音でした。
SMでは故障した場合、ACジェネレーターの端子間の抵抗が無いと交換です。
http://nagohonda.ti-da.net/c88581.html


  2011.6.27(月)
自転車屋さんに寄ったついでに、ウインカーの点検状況を話したら、電球は変色している?
自分: YES
もう方一方も切れたというけど、電球が古くなっているから、古くなって弱った電球が切れたんじゃない? 試しに交換したら。
で、早速、交換してスイッチオン、、、、お〜、玉が切れない(笑)
さすがに自転車屋さんはベテランです! 同時に2個球切れを起こすなんて想像もできなかった。

今後の事もあるので、ウインカー球、ストップランプを全て交換していきました。
写真は、球切れを起こしたウインカー球です。 5Wのポジションが切れたので、5Wは赤矢印の線です。 ちなみに、VFR800のウインカー球はダブル級で21W*5Wです。


2、ジェネレーターカバー焼付塗装
走行距離4万kmとなると、カバーもすっかりくすんできます。 新古品を手に入れておいたので、サンドブラストをして、焼付塗装することにしました。

写真左: 最初は磨きだしにしようかと思い磨いてみると、イマイチ

写真中: #200ガラスビーズでサンドブラストしました。 灰色になりざらっとした触感です。
    
写真右: ラベンの耐熱クリヤーで焼付塗装をしました。 結構、光ったね、満足です。塗装も、素人的には焼付にすることで丈夫になり満足です。
    


3、ジェネレーター 等交換

写真左:未だ正常ですが、古くなったレギュレートレクチャファイヤーも交換することにしました。

写真右:ウインカーリレーはそれほど高価なものでもないので、交換しました。
ウインカーリレーは、写真中央の文字入りの黒いボックスです。 ウインカーリレーの左隣にあるのは、ハイビームリレー、右隣にあるのは、ロービームリレーです。


2011.07.02(土曜) 今年は梅雨入りが例年より早く、梅雨明けも早そうな気配です。 作業中、とっても蒸した。 好きなメンテもこれでは熱くて苦痛です(苦笑)
ジェネレーターにたどりつくには、スロットルボディを浮かせる程度までしないと、ジェネレーターの配線を通せません。
結構大変な作業でした。

写真左:リザーバータンクに行っている配管はめんどいので、写真の様なハサミでつまんでおくと冷却水を止めておけます。

写真中:スロットルボディー用に備えておいたホーザンのロングドライバーです。 特徴は軸が細いことです。
    スロットルボディーの下側は、狭いのでこんな工具が活躍してくれます。

写真右:スロットルボディーを浮かして、配線をジェネレーター側までやっと引き出したところです。

配線を外したら、ジェネレーターカバーを外しますが、磁力が利いていることもあって、なかなかはずれず、しびれを切らして、ジェネレーターカバーの隅にカバーの裏側を叩ける猫の額の様なスペースが2か所あるので、その部分を叩いて押し出してやりました。


写真左:めんどいガスケット剥がしです。 この日の為にKTCのスクレーパーを購入しておきました。
    刃が超鋼で出来ています。 結構剥がし易い印象です。

写真中:ガスケットをあらかたはがしたら、仕上げ用にKTCのセラミックススクレーパーの登場です。
    大きさが丁度よかった感じです。 残りかすが綺麗に落とせました。 表面がつるつるでした。なので、今回はオイルストーンなしで済ませました。

写真右:車両が古くなってきたこともあって、ワンウエイバルブも交換しておきました



写真左:エンジンオイルを抜かないとこの作業はできません。 でも、オイル交換後千km程度の走行だったので、再利用します。キッチンタオルで越してから再利用します。

写真中:カバーを外すとフライホイールが顔を出します。 若干の汚れでした、軽くふいておきました。

写真右:焼けたジェネレーターです。 これほどとは思いませんでした(^^ゞ


写真左:新しいジェネレーターは、防錆紙 フェロブライトという紙に密封されてきました。
    注意書きには、使用直前まで開封するなとなっていましたので、この日やっと新品を見ることが出来ました。

写真右:新しいジェネレーターです。 対策品なのか色が違います。
    部品番号:31120MCWD03  ステーターCOMP 23,940円なりー、石川県に純正部品を安価に提供してくれるショップを発見して、 今回から依頼することにしました。 1割引はうれしい(*^_^*)



4、作業を終えて
ジェネレーターを取り付け後、導通テストをすると、何故か抵抗0を示すブザー音! 理由が判らん。ただ、針が大きく上下に振れるようなことは無かった。
エンジンをスタートしバッテリー電圧を見ると、14.2V程を示していた、まー、電圧が上がっているので、良しとしました。

 
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