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クランクケース割

走行距離51,800km 2012.07月末から8月初旬br>

ヘッドまでは外した事は有りましたが、クランクケース割は初めてになります。 自分に言い聞かせます。一場面づつ確認しながら進めましょうと。


構成
1、クランクケース割
2、清掃



1、クランクケース割
クランクケースを割るにはアッパクランクケースを固定しているねじから外します。

写真左:アッパクランクケースは6mmと10mmのボルトで固定されています。 先ずは、基本どおりに小径の6mmから外します。 外側から対角に外します。

写真右:続いて10mmを外します。

次はロアクランクケースの固定ねじを外します。
   ↓   ↓



写真左:ごろんと寝かせてオイルパンを外します。 傷つけないようにコンパネの上に段ボールを敷いてあります。

写真中:オイルパンは紙パッキンではなく液体パッキンで止められています。

写真右:内部は、オイルで汚れていて、隅の方にはスラッジが溜まっていました。 たまには清掃した方が良いでしょうね(^◇^)



写真左:オイルパンを外すとオイルストレーナが見えます。  ストレーナーのオイル吸い込みネットには塵が張り付いていました、、、しかも、ストレーナ全体が汚れて変色しています、、、キチャナイ(苦笑)。

写真中:ロアクランクケースの四隅には、傷つけ防止にねじを差し込んでおきましょう。

写真右:アッパクランクケースを固定しているねじは、6mm、7mm、9mmの3種類が有ります。
    9mmねじには順番がふってあり、親切です。流石本田さん!!

このねじは変わっている  ↓  ↓



9mmボルトのアップです。 塑性角度法とかいう
ねじを外したら、あとは、四隅の方にプラハンで外す方向に叩けるところが有る。叩いていると、自然にパカッと割れます。




2、清掃

クランクケースも凄く汚かったので、ヘッドの清掃に使った洗浄剤に浸けてブラシで清掃することにしました。
写真左:写真はロアクランクケースです。良く見ると、めくらボルトが有りましたので、外しました。オイルラインに繋がっていました。
    清掃の時は、この穴もそうですが、水を入れたり、高圧の空気を吹き込んだりしてやりました。

写真中:めくらボルトは、結構硬かったです。 こんな時もスピンナーハンドルで楽勝、ロック剤が使われていました。

写真右: 同様のめくらボルトは、ヘッドにも有りましたが、ヘッドを外しちゃったので、反力が取れません。次回の完全OHの時までとっておきましょう(笑)



写真右:清掃中、残液を使ったので、クランクケースが入りません、、、クランクケースを入れ替えて清掃しました。
    洗浄液はすげー真黒になって、洗浄液を排出したな鍋の底にはスラッジが凄かった事は云うに及びません。。。。
写真右:忘れがちなのが、オイルラインです。 フライホールカバーを外したらあるのが、写真の金色のパイプです。これは、Vtecのスプロールバルブへつながっていました。


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