Fリフトもどき

【バイク部屋へ】

 Vちゃんのオーナーになって不要になった物に、リアのバイクリフトがあります。これは、手狭な我が家には、良いことでした。 ある時、前輪を持ち上げようと、クランクケースのあたりを見廻しましたが、適当な箇所がありません。 エキパイにジャッキを掛けることも、何となく不安です。市販のFリフトの値段を調べてみると16,000円ほどします(@_@;)
 素人の利用頻度からして、代用品が無いかと思案していたところ、個人サイトで梯子を利用したことが掲載されていましが、ベルトの掛け方等、詳しくは判りませんでした。
 そこで、私流で・・・。

  必要なもの
左から
・アイナット  16mm   498円
・平 座 金 16mm    157円
・六角ナット M16mm
・角 座 金 40mm*4mm
・ゴム板   厚み3mm 78円
・ケミカルアンカー M16mm*300mm 256円
 本来なら、ケミカルアンカー用のねじではなく、棒状のねじがほしかったのですが、適当なものが、見つからなかったので、そのまま使っています。

・タイダウンベルト(使用荷重300kg) 2,565円
・六角ナット、角座金は、家に転がっていたものです。費用は、3,500円程です。(*^_^*)


 ゴム板は、角座金くらいの大きさにして、ステムステアリングの傷防止の為に、挟み込みます。
 ステアリングステムの下側に角座金を使用しますが、これは、ステアリングステムの上下で内径が、異なっている為です。下端の内径は、24mm、上端の内径は、19.5mmなので、下側の内径より大きい角座金を使用しました。


 絵にすると、こんな感じです。VFRのステムナットは、プラスチックのキャップでふさがれています。
 そこに目をつけたわけです。

   市販のFリフトも、ステアリングステムの下にある穴にフックを引っ掛けて、持ち上げていますよね。
 自分は、ステアリングステムに長ねじをとおして、下側を、ナット、各座金、ゴム板(ステムの養生用)で止めて、上側に、アイナット、平座金、ゴム板(ステムナット養生用)で止めます。
 



写真左:ステムの上側のアイナットをタイダウンベルトのフックで吊っています。
    吊る時は、アイナットに、タイダウンベルトのフック2つを、引っ掛けてください。引き上げる力が、半分で済みます。また、吊る前に、メインスタンドをかけてから、吊り上げます。
写真右:ステムの下側からは、角座金と六角ナットで支えています。

試験中です。この時は、約8cmほど、上げてみました。
タイダウンベルトは、梁に引っ掛けてあります。結果から言うと、上出来!Vfrのオーナーさんには、お勧めです(*^^)v

VFR以外でも、ステムナットを外してあげたら、吊れるはずです。(*^_^*)



梯子で吊ってみました。
梯子の高さは、2.1mです。梯子がバイクのカウルに近接しています。もう少し、余裕があったほうが安心です。もう少し高い梯子がよいでしょう。





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