VFR 800〜Fディスク交換

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VFR 800〜Fディスク交換
走行距離46,000km 2011.12.25

 現在のFディスクの残圧は、左が4.40mm、右が4.45mmです。 限界が3.5mmなのでまだまだ大丈夫。 で、気になったのが左右の残圧の違いです。
購入当初に計測した時は左右がほぼ同じだった記憶がります。 ブレーキ構造上、減り方が異なるのかもしれません。 まー、残圧を考えると限界までは後10万km走れそうだから気にしなくても良いレベルかと。
そこで話を無しにするとつまらない、以前から興味のあったウエーブディスクに交換することにしました。
交換といっても、高価なやつは無理、そこで、某オクで売っている品をユーザーに聞いてみると、ストリートレベルでは問題なしとのことでしたので、自分もゲット



構成
1、物
2、ローターマウントボルト
3、点検
4、使ってみて


1、物
命の掛かっている部位なので、購入前に出品者に聞いてみました。
Q:車検は大丈夫ですか?
A:OK

Q:Arashiとメーカー名が入っていますか?
A:メーカー名か不明ですが記載があります。

Q:ローター素材は判りませんか?
A:2Cr13です。
2?
商品説明
内部は7075#超々ジュラルミンインナー、ローターの限界値は4.5mm。 厚み5.0mm
念の為、左右を計測すると左:4.87mm、右:5.01mm
左が早く減りそうです(^^ゞ この辺安物の所以でしょう(苦笑)
で、クレームを申し出ると快く返品に応じてくれました。 紆余曲折ってか、最終的には左:5.06mm、右5.01mm。
重量も計測しましが、私のダサイ秤では差が出ません。1.2kg。



2、ローターマウントボルト
 ローターマウントボルトを外します。
 均等に数回に分けて緩めた方が良いでしょうね。
 で、いざ緩めようと力を入れると、、、軽い! おや〜、? 部位が重要な場所だけにきつめかと思いました。。
 これには拍子抜けです。





 マウントボルトは新品を使いました。 SMでも新品を指定しています。
 ねじには、座面近くのねじ山にグリスを塗布します。 こうすると水の浸入を防げる。





アルマイトの色落ちを心配して、クリアを吹き付けておきました。 紫外線予防です






締め付けも均等に数回に分けて締めます。
で、気になったのが、締めつけトルクです。
SMでは20Nmです。 6mmで?!
緩めた時も軽く感じたので、きつめの13Nmで締め付けました。 SMにはたまに誤植が有ります。
今回も恐らくミスプリではかと。


余談ですが、写真のラチェットレンチとヘックスソケットの間にクイックスピンナーを噛ませています。 こうすると、ラチェットレンチの空転域をクイックスピンナーでサクサクと締めこめます。 便利ですよ。




3、点検
以前にも気が付いたけど、ブレーキパッドが片減りします。 原因は恐らく、ピンスライド式キャリパの為だと思います。

左右キャリパのパッドを計測しましたが、左右それぞれのパッドは片減りしていました。


写真のパッドは、43,500 km時に交換したものです。 パッドの状態を見てあんぐり。取り付けた状態で申しますと上下不均一に減っています。
下側の方が減っている割合が大きい。 回転方向に引っ張られるから片減りするのでしょうね。




古いディスクも計測しました。 購入当初は同じだっと思うのですが、、


写真左:左残圧:4.40mm 
写真右:右残圧4.45mm

左右のディスクの異なる減り度合の原因は、恐らくDual Combined Brake Systemの為だろうと思います。


4、使ってみて
じゃーん、見た目はカッコー(笑)


少し走ってみたら、直ぐに滑らなくなりました。 そこで、80km、100km、120kmの各速度から制動を試しました。
結果は、純正より停止距離が短くなる感じでした。
また、このディスクはインナーがジュラ製なので放熱が優れています。 走行直後に後ろの純正ディスクを触って比べると判ります。

お値段が激安だったので、これで長持ちさえすれば大満足です。 それと、左右両用だから、交換できるね点が、VFRに向いているかも。




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