VFR800 スロットルワイヤー交換

走行距離39,050km 2011. 4.24


【バイク部屋へ】

ここ最近、たまにアクセルが戻らないことがあった。 状態としては、アクセルを結構開いた後に起こった。 その時は、アクセルを更に開けてから戻すと治った
原因ですが、適当に給油はしていたので、油切れではない事は明白だ。 原因は判らないが危ないので、とりあえずスロットルワイヤーを交換することにした。


構成
1、注意点
2、ワイヤー交換
3、作業を終えて


1、注意点
  1、作業を始める前に、タンク周り等、十分に養生をしましょう。
  2、組み立て後、エンジンを点火し、ハンドルを左右に振りワイヤーの引っかかり、エンジン回転数の変化を確認する。


2、スロットルワイヤー交換

写真左:事前にワイヤーには給油をしておきました。

写真中:原因かどうかは判りませんが、ワイヤーが伸びてきているなーとは思っていました。ねじ山が7mm程見えていました。


写真右:先ず、グリップエンドにあるハンドルバーウエイトを外しましょう。 やっと覚えた(笑)



写真左: 上側がスロットルを開くワイヤーになります。

写真中:スロットルを開いたり、アクセルを戻したりする仕掛けがこれです。 ひき側のワイヤーは、太鼓の上側になります。 覚えておきましょう。

写真右:ワイヤーとスロットルボディーをつないでいる部品です。 ケーブルを外す為には、ワイヤーを固定している5mmのソケットボルト2本を外します。


この後に、ワイヤーを固定しているダブルナットを外しますが、エアークリーナーが有ると邪魔なので、エアクリーナーを先に外します。



ワイヤーに給油をするのは良いのですが、油がワイヤーを伝わって、この部品に油が回り、真黒になっていました。
    スロットルドラムを戻すスプリングの辺りにもクリーナーを吹きかけて綺麗にしておきました。      後は組み立てるだけです。 新しいワイヤーを通す時は、古いワイヤーを一本残し、新しいワイヤーに交換すると、ワイヤーを通す位置が明確になります。


3、作業を終えて
     交換後、古いワイヤーを引いたり押しこんだりしましたが、特に引っかかるようなことはありませんでした。
 また、交換後、アクセルをゆっくりと開いて、ゆっくりと戻してみましたが、引っかかるところはありませんでした。
 今回は、とりあえずスロットルワイヤーを交換しましたが、古いワイヤーの不具合が無いので、今後も同じような事が有ればスロットルボディーの方かもしれません。
 暫くは様子です(笑)。


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