VFR800 アクセルワイヤーに給油

走行距離36,500km 2010.11.23


【バイク部屋へ】

走行距離32,450km時点で、一度掲載したのですが、いまいち自分らしくなかったと感じ、再度、内容吟味の上、記載することにしました。



構成
1、注意点
2、ハンドルバー外し
3、ワイヤー外し
4、ワイヤーに給油・組み立て
5、作業を終えて


1、注意点
  1、作業を始める前に、タンク周り等、十分に養生をしましょう。
  2、スイッチハウジングを位置決めするには、ハンドルに穴があるので、忘れずに合わせてから、ねじ締めしましょう!
  3、組み立て後、エンジンを点火し、ハンドルを左右に振りワイヤーの引っかかり、エンジン回転数の変化を確認する。


2、ハンドルバー外し

 先ず、ハンドルバーをはすし、ブレーキスイッチコネクタを外します。

管理人は、ハンドルバーを外す順番を間違えてしまいました。



 ブレーキマスタシリンダホルダボルトを外します。 上側を少し緩めてから、下側を一気に外します。その後に上側を外す。
 外したブレーキマスタシリンダカップは、養生をしておいた毛布の上に仮置きにしておく。

組み立てる時は、上側のボルトを決めてから、下側を締めこむ。 なお、位置決め用に、ハンドルバーに小さなくぼみが有るから外す前に確認しておきましょう。



 スロットルハウジングはボルト2本で固定されています。 前側の方が長い。




 ハンドルバー割締めボルトを外す。

 使用しているラチェットレンチの差し込み角は1/4sqです。 このサイズだとトップブリッジに干渉することなく割締めボルトを外せますが、くそ力が必要です。
 スピンナーハンドルを使用した方が無理なく外せそうです。



 ケーブルを外す前にロックナットを緩めアジャスターを締めこんでおくとケーブルを外し易くなる。

 ワイヤー外すには、ハンドルバーからグリップを抜き、次に、ハウジングからワイヤーを外す順番ですが、 ここでは、写真の関係で、この場面でハウジングからの外し方を記載します。
外す順番は、後ろ側のワイヤーを外してから、前側のワイヤーの順番です。 何故かというと、前側のワイヤーを外す為には、くるくるとワイヤーを回しながらでないと外せません。 ところが、回そうとすると後ろ側のワイヤーに当たって邪魔をするのです。


3、ワイヤー外し

 先ず、アクセルグリップを外す時は、左側の写真の順番にグリップを裏返すようにすると、ワイヤーを外し易くなります。




4、ワイヤーに給油・組み立て

 手持ちのワイヤーインジェクターを使いましたが、入っているのかわかりずらい。透明なら良いのだが。
 ワイヤーの口にビニールでロート状に囲い、少しずつシュッとやった。
 結構、毛管現象で入っていくものです。


 これで、組み立てに入りますが、グリップをハンドルバーに差し込む前に、軽くハンドルバーにオイルを塗布する。


 ワイヤーの太鼓やワイヤー躍動部には、Siグリスをたっぷりと塗布しておく。
 グリップ内の清掃も忘れずに!



 この写真は、注意点に記載した、スイッチハウジングを位置決めする為のハンドルにある穴の写真です。 スイッチハウジングのピンに合わせます。




 ハンドルホルダ割締めボルトは重要です。 トルク管理を確りと。
 1/4sqのトルクレンチを使っています。 このサイズなら、ハンドルのトップブリッジを痛めません。 以前外した時に3/8sqを使用した為に、トップブリッジを痛めたことがります。(泣)




 SMの写真の方が判りやすいと思い、SMを撮影しました。
 組み立て後の調整です。
 スロットルの作動範囲は2-6mmです。 アジャスターで調整後、確りと、固定ナットを締めこみましょう。

組み立てたら、注意書きの他に、試走して様子を見ましょう。 大方の方は、微調整が必要になるものです。 

5、作業を終えて
 素人故、不慣れのせいで、ハンドルバーを外す順番を忘れてしまいました(^^ゞ
 まー、これが楽しいのですけれど(笑い)


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