VFR 800 エンジンオイル交換
走行距離12,592km

【バイク部屋へ】

 前回のオイル交換から2,692km走行しましたので、交換することにしました。交換時期は、メンテナンス本によると3,000から5,000km若しくは、春秋の年2回となっています。
 まー、早目の方が間違いないでしょ、時期も、厳冬が過ぎたところで丁度良いでしょう。(*^_^*)

構成
1、オイルの選定
2、作業の注意点
3、オイル抜き
4、オイル注入
5、作業を終えて

1、オイルの選択方法
 
 指定油か社外油か?
 オイル交換のコストダウンを図りたいと思い、なーんて、いつものことです。
 SMでは、オイルの基準は、API分類:SG,SH,SJ。 JASA規格:MA
 管理人は、安価でも、上記の基準を満たした、Castrol:カストロール : Active X-tra 10W-40を愛用しています。成分表記が部分合成油となっています。
 化学合成油というのがあって、此方の方が、熱に強いそうです。お値段も高いっすよね。(笑)

 蘊蓄
 API分類とは、自動車に合わせた等級であり、これに対して日本独自にバイク用等級を設定。それがJASA規格。難しいことは、これ以上わかりません(笑)
 ところで、オイルは、どうして、飴色になるか知っていますか?
  ↓
 熱で酸化すると黒褐色になるそうです。で、これに汚れが混じると黒っぽくなり、ブローバイガスの吹き抜けがあると真っ黒になるそうです。



2、作業の注意点
・オイルを交換する前に、アイドリングを数分間行い、交換作業に入ります。走行直後のオイル交換は、止めてください。オイルがちりちりです。

暖機運転の目安は、ヘッドカバーが手の甲で触って暖かくなったらOK



先ず、カウルを外します。写真は、座金付きのキャップボルトです。
最初から付いていた、ボタンキャップは、レンチの掛が浅くて、回している最中に外れてしまい、ねじを回しづらくて(>_<)
このねじにしてから、レンチが外れないし、ねじ込む時も、ねじを指先でつまみながら、ねじ込めて楽チンです(^^♪



オイルを抜く前に、ドレンボルト直下に新聞紙と受け皿を用意します。 管理人は、切りきざんだ新聞紙をペットボトルに入れて、 受け皿としています。

C4 VTECの時は、エキパイがドレンボルト付近にあったので、エキパイを養生しましが、VFRは、その必要がありません(*^_^*)



3、オイル抜き

写真左:ソケットレンチをボルトに押し付けて緩めます。何となくレンチは回さないで下さい。それと、トルクをかけづらいスパナはNo。

写真右:緩んだら押し付けながら回すと、オイルがたれてきません。ボルトを外したら、オイルフィラーキャップを外します。

ドレンボルトを外したら、オイルが下がってくるまで、暫く放置します。
暫くしたところで、バイクを左右に傾けて、オイルを抜くようにします。


オイルを抜いたら、ドレンボルトを締め込みますが、手締めで締めこんでから、最後に、ソケットレンチで締めこみます。



パーツクリーナーを使って、オイルが付着した部分を洗浄しておくと汚れず良いでしょう。

今回、ドレンボルトは、新品を使用しますが、再使用の場合は、パーツクリーナーでねじ山の汚れを落としましょう。
お決まりですが、ワッシャーは新品を使うこと。


写真の右側は、C4 VTECのドレンワッシャーです。VFR 800と同じサイズでした。

写真の右側を良く見て下さい。段差があります。よくまー、締めこんだこと(笑)
VFRは、21Nmです。


4、オイル注入

写真左:必要なオイル量は、VFR800の場合は、2.9lです。これを参考にします。なお、フィルタ交換時は3.1lとなっています。

写真右:点検窓を見ながら、上限まで入れます。

ここで、一旦、オイルフィラーキャップを閉め込んで、エンジンを始動して、オイルを圧送します。


写真左:オイルを圧送後、2から3分間放置します。すると、油面が下がります。
 オイルが、エンジンの各部へいきわたった結果、油面が下がるわけです。

写真右:そこで、ほぼ、上限近くまで、オイルを足してやります。

これで、終了ですが、定期的に、点検窓を見て、オイルレベルが下限値付近に下がっているようであれば、足してあげましょう。

5、作業を終えて

写真は、透明のフィルムで、本来、ブックカバーに使うものです。でも、これを、カウルの下側に張ってやると、跳ねた砂粒からカウルを守ってやれます。
お薦めです!!




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