タンク交換
2009.10.24 走行距離27,100km

【バイク部屋へ】

 自分のVFR800は中古で購入したのですが、購入時からタンクが凹んでいました。
 凹んだ部分は、引っ張りくんで直して済ませましたが、例の事件で、塗装に罅割れを起こしてしまったため、交換することにしました。 
 タンクの他にも、サイドスタンドも交換しています。

構成
1、作業の注意点
2、スタンド交換
3、レベルセンサ取り外し
4、ポンプ交換
5、作業を終えて


1、作業の注意点


1、フェールレベルセンサを抜くときは、少しずつ確かめるようにそっと外しましょう。

2、燃料ポンプを固定しているねじは、6個ありますが、外す時も、締める時も、対角に操作します。

3、燃料ポンプを引き抜くときは、ポンプのラバーを傷つけないように少しずつ抜きましょう。


2、スタンド交換

写真左:サイドスタンドを固定しているねじです。 取っても変わったねじで、親ねじの頭に、サイドスタンドスイッチを固定するねじが差し込まれる構造になっています。
    この部分も狭小な個所で、シグネットのギアスイベル大活躍です。(^◇^)

写真中:サイドスタンドを引っ張っているスプリングです。 2004年式の我がVFR800ですが、 結構きちゃなくなっていました。

写真右:こけるとスタンドの先も削れてしまいます。(泣) 交換後は、たまに引っ掛かっていたのですが、スムースに動作するようになった。
    定期的にグリスアップした方がいいでしょうね


3、レベルセンサ取り外し

写真左:外したタンクは、こんなふうにタンクを傷つけないように置いておきます。
ワゴンは自作です。

写真右:レベルセンサから外します。



写真左:ボルトを外して、抜こうとしたらこれが抜けない。 知恵の輪のようです。
     最初は、センサを寝かせて、あごまで抜きます。

写真中:次に「右側に寝かせてそのまま引き抜きます。

写真右:今度はフロートがひかっかります。 そこでまた寝かせます。



写真左:やっとぬけました〜(汗)

写真右:レベルセンサはこんな感じ。レベルを読み取る部分がバーコードのようになっています。

4、ポンプ交換

写真左:今度は、燃料ポンプです。 中に入って燃料は、タンクを上方に傾けて、ゴムホースから抜きました。

写真中:ポンプを抜くときに引っかかるのが、フィルター(スチールたわしみたい 笑)です。 汚れていないようでしたが、めったに交換もできないので交換しておきました。
ゴムを痛めないように少しずつ抜きます。

写真右:ポンプはほんとに抜きずらいです。 やっと抜けました。



写真左:ポンプのパッキンは交換しました。 古い方は、まだ使えそうでしたが、この際交換です。
    指先のゴムの棒は、パッキンです。 棒状にわっかの段差が見えますね。 こいつを表側に引き抜くように出してやります。
     この状態にしないと、ポンプが収まりません。

写真中:タンク内の様子です。 タンクキャップをタンク内から見るとこのようになっています。

写真右:タンクキャップは、3か所のキャップねじで固定されていて、残りは飾りです。



写真左:新旧を並べてみました。 右が新しい方です。 写真では判りずらいようですが、古い方は、経年変化により、少し黒っぽく見えました。
    シルバーは焼けやすいのでしょうね(苦笑)

写真右:ハリーのシールも貼りました。 ぴかぴかになって嬉しーなー(^◇^)


5、作業を終えて
 レベルセンサを抜きとるのに時間がかかりました。 穴をもっとでかくしろって感じです。

 写真は、カブのアクスルボルトなんですが、加工(長さが135mm、首下50mm)してスライダー固定ねじに使っています。  例の件でスライダーを曲げてしまったままでので、今回のタンク交換のついでに、スライダーも交換したのです。

 そうそう、レベルセンサのOリングは、太くてしっかりしています、見たところ損傷・変形もなかったので、自分は再利用しました。


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