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VFR800 オイルクーラー焼付塗装
 走行距離37,800km 2011. 1.27

   VFR800のオイルクーラーは、フロントカウルの内側に取り付けられてダメージを受けにくいのですが、それでも、だんだんに腐食が進んできていてずいぶんと醜くなってきました。
 そこで、得意の焼付塗装をすることにしました。
 


構 成
洗浄
塗装
作業を終えて
リベンジ偏

洗浄
  
写真左:オイルクーラーは、VFR800の中で一番外し易い部品です。 固定ナット2個+オイルホース固定ボルト4個を外して取り外しOK、大変珍しいってか(笑)
    *左右のオイルラインは、紐などで吊っておくと宜しい。

写真中:サンエスA-1で洗浄しました。 量を少しずつ加え、様子を見ながら1時間ほどかけました。 鍋の底が見えなくなる程汚れているのが判りますよね!

写真右:洗浄後、錆びを落とし、パツクリで洗浄後、フィンを修正し、最後にエアーを吹き付けて終了です。 それでも取りきれないちいさな小石などがフィンの間に挟まっています。
    それらは、オイルクーラーの上側に見える、小さなブラシを突っ込みながらエアーで吹き飛ばします。 この細いブラシは、ストレートさんで間違って買ったのですが、予想外な場面で役立ちました(^◇^)
   *フィン修正は、マルト長谷川 メタペン (MP665-03)を使用しました。 マイナスドライバーよりずっと綺麗にかつ早く仕上がります。

 

塗 装

写真左:呉の耐熱塗料を使いました。 VFR800純正の銀色より若干明るい銀色になります。 あまり、色合いに差が無いので宜しいかと思います。
    塗装前には、#800の耐水ペーパーで足付けをしてあります。

写真中:使用した呉の耐熱塗料です。 焼付温度が200度と高い点が欠点かと思います。 ラベン製耐熱塗料の方が焼付温度が低いです。
    

写真右:アルミの鍋に入れて、約1時間15分ほどかけました。 温度は、テスターで計測しています。 あまり高温になると塗料が剥がれてしまいます。


完成です。
元の位置に収まりました。 汚れや腐食でみそぼらしくなってきますと、乗るのも嫌になってきますよね、 ピカピカになって見ていても嬉しくなります



 
3、作業を終えて
 今回も失敗がありました。 不慣れなスプレー缶でしたので、厚く吹き付けてしまいました。  それと、熱く塗った分、自然乾燥時間を長くかければよかったのに標準時間で 焼付けてしまい、結果として、ブツブツが出来てしまいました。
やはり塗装は難しいですね。 (苦笑)
それと、腐食が進む前に塗装してやった方が、仕上がりの良さに繋がると思います。 腐食して出来た凹凸が塗装後も判ります。

リベンジ偏


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