サンドブラスター 改良版
2012/12/23  走行距離55550km
サンドブラスターは、素人でも、外国製の安価なボックスのお陰で、手に入れ易くなりました。
やっている内に気になるのが、Box内の視界の悪さと粉じんです。
我慢も限界ということで、集塵器を柱に対策を講じました。集塵器の構造はサイクロン方式に決定。 購入先は、電脳工房

集塵対策の概要
1、集塵器と掃除機の設置
2、Boxの吸気孔 〜 排気孔 〜集塵器
(1)集塵には、気流を読む
(2)吸気孔の設置
(3)排気孔 〜集塵器
3、Box内の明瞭度向上の為に
4、その他の改善
5、使ってみて



1、集塵器と掃除機の設置
集塵対策には、Box〜集塵器〜掃除機 といったシステムが必要です。 

写真左:集塵器が着た〜。 梱包が素人っぽい(笑)小さな会社なんでしょうね。

写真中:内側を見ると、凝った造りです。素人のサイクロン集塵器は、単なる筒を良く見ますが、雲泥の差です!

写真右:集塵機本体と、Boxを繋ぐ金具は、専用の金具が使われており、リベットで固定されていました。確りとした感じです。 


集塵機の位置決めは、配管の弛み等が無いように配慮し位置決めをした。

写真左:集塵器設置用の台を木材で作成。集塵器を机の右側に設置し、ボックスが机の左に置くようにし机の右側に空間が出来るようにした。

写真右:集塵機本体を取り付けました。 結構長いです。大きさは、スタンダードモデル。
    取付用にホースバンド付属していて、木ねじで固定します。
    ホースと集塵器の接続には、付属の逆U字継ぎ手が付属しており、 集塵器の頭にポン付けできます。 また、ホースの差し込み口はテーパーになっていて、32〜39.5mmが適合




写真左:掃除機はリョービVC-23を利用。
    
写真中:スピードコントローラーを使って掃除機の能力を落としていますが、それでも、ボックス内の吸い込み量が多いい感じです。そこで、↓ ↓

写真右:ボックス内の吸い込み量を減らす為に、掃除機のダクトを少し切り開いたら、良い感じになりました。
    

2、Boxの吸気孔 〜 排気孔 〜集塵器
(1) 集塵には、気流を読む

メーカー説明を読んで、これはいけるかと思った。


(2)吸気孔の設置

写真左:自分のボックスを見ると、青矢印のフィルターを外すと、内径30mmの穴が有りました
    メーカー説明では、30mmの吸気穴では、不足するので、Boxの左側に穴をあけて、排気フィルターを吸気フィルターに転用することを薦められました。
    その為 ↓  ↓
写真中:穴あけ用に超鋼ホールソー(35mm)を購入。

写真右: 固定用に4mm*3の穴をあけて、排気孔用のフィルターを吸気用フィルターとして設置しました。


(3)排気孔 〜集塵器

写真左:排気孔として、既存の排気孔(35mm)を利用し、集塵器付属の継ぎ手を取り付けます。
    付属のゴムパッキンは、内側に付けました。 こうすると、エアーの漏れと継ぎ手のぐらつきを防止できるようです。
    尚、既存の排気フィルター固定穴は、そのままにせず、4mmのボルトで塞ぎました。

写真右:排気ダクト外側は、こんな感じです。



3、ボックス内の明瞭度向上の為に
ボックスに付属の照明はしょぼくて、話になりません。 72LEDワークライトを4基装着しました。

メディアが照明機に入るのが嫌でファスナー袋に入れて使っています。 Box内は、もともとくらいので、追加の照明も必須です。



4、その他の改善

写真左:いまさらですが、Boxについていたブラストガンには、ノズルが4個付いていて、サイズが4,5,6,7mmとあります。
いままで、ずっと、同じサイズと思いこんでいました。 で、今まで使っていた7mmから、5mmにしたら、エアーの消費量が減って、 直圧を導入しなくてもいいかな〜と、、、微妙な感じ。
ちなみに、エアー圧も8kgから6kgで使えるようになりました。

写真中:ホースが硬いとブラストガンの操作が自由になりませ。柔らかく且つ、潰れないホース → 東拓工業:TAC SD-A13mm サクションホース

写真右:シリンダヘッドを研磨後に、排出口から、カスを出してみました。最初その量にびっくり!もしかしたら、吸気量が大いいのかと、、、。
実は、Box内でずっと使っていたメディアです。 あとから、教えて頂いたのですが、「片栗粉に近いような物でしたら、全て廃棄すべき物です。」ということで、 安心できました。



5、使ってみて
一応完成。一応というのは、コンプレッサーの供給量不足な点です。 この辺は様子見です。
  でもま〜、ここまでの成果はでかい!、Box内の明瞭度向上、併せてBox外もクリーンに!(*^_^*)

作業中に判ったことですが、曇りの原因  ↓  ↓
1、最初についていた蛍光灯はしょぼくて暗い。
2、蓋裏に付けるビニールの板がすぐに曇ってしまう。
3、排気が悪いせいでボックス内の明瞭度が悪く、且つ、ボックス外に粉じんが漏れる
で、対処方法を整理すると  ↓  ↓
1 →  LED照明 4機
2 →  梱包用ストレッチフィルムでボックスのビニール板を包む。
     ブラストする位置を下げて、メディアが飛び上がりビニール板に当たる距離を稼ぐ。
3 →  集塵器 + 掃除機、最弱にしても力が少し強い感じです。

そうそう、かかった経費は、約2.9福沢。


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