ラチェットレンチ
 ネジをはずそうとする時に、先ず頭に浮かぶ工具はソケットレンチではないでしょうか、正しい使い方をすれば、一番トルクを掛けられる工具です。 ソケットレンチを買い増しする時、T字レンチも考えましたが、径10mm以上の強く締まったねじには、強いトルクがかからないので不向きです。事実、ここ一発の時スピンナーハンドルが出番になりますよね。
 いずれにしても、一番大事なことは、ねじに対して体を正対させることでしょう。 子供の頃、しばしば父親に体をもっと動かせといわれました(笑)
ラチェットレンチ 差込角3/8

2009,02,11追加 KTC ネプロス NBR3UN
 バイク弄りの場合、6.3か、9.5のいずれかでしょう。 私的には、トルクの掛けやすい9.5が一番です
 ストレートメガネレンチでネプロスの精度の高さに興奮し、いつかはと思っていましたが、ソケットレンチもネプロスにしました。
 ソケットがNパワーフィット形状といって、ねじに優しくなっています。 21CVの場合、軽く傷がつきましたが、ネプロスは凄い!見えません(@_@;)
 ラチェット自体の使い勝手は、宜しいと思います。 手にしてみると判りますが、太さが丁度よい。また、グリップの辺りの中指がかかる部分が軽くへこんでいて中指を掛けやすくなっています。
 このへこみに中指を掛けると丁度よい握りになるわけです。 欲を言ったら限が無いのですが残念な点もあります。 送り角が大きいことです。  全体的には、メッキの仕上げ、持った時のバランス、握り易さ等総合点は上位に入るラチェだと思います。

 購入後しばらくしてから、清掃をしました。 中はこんな感じでした。 興味がわいたら「ここ」
ラチェットレンチ 差込角1/4

2009,02,20追加 KTC製 ネプロスNTB222Xです。
自分の場合、3/8が主ですが、狭小な箇所で使っています。
使ってみてがっかりしたことは、ソケットなどを繋ぐと「がた」があります。 原因は、ジョイントにあるボールの大きさが小さいからです。
この辺は、差込角1/4の宿命でしょう。

肝心のお肌の優しさですが、トルク30Nmで締め付けてたところ、ナットの頭に傷は付きませんでした。ほっとしました(笑)
ネプロス コンパクトショートラチェットハンドル NBRC3SUN60 差込角3/8

2010,04,14追加
「60th ANIVERSARY」と刻印がされているタイプです。
クイックスピンナーとの組み合わせで、狭小な個所で大活躍してくれるでしょう。
特徴は、6.5sqのサイズで差し込み角が3/8であるところです。 全長80mm 頭の幅が22mm 厚さが、11mm 送り角10°
俺の手よりちっちぇー、 VFR800の場合、リアエンジンのエキパイマウントボルトに使っています。
ロック付きロングフレックスラチェット 9.5


2010,10,21追加 スナップオン製 FX80
ヘッド幅 28.5mm  ヘッド厚 13.5mm  全長 287mm、ギア数 80
KTC製 BR3Lから買い換え。 とはいえ、クイックリリース機能が有るBR3Lは便利なので、ヘックスソケット専用にしました。
 買い替え理由
 物としての魅力が大きい(笑) 
 ロングの場合送り角が細かい方が良いに決まっています。 KTCは36、スナは80。 それと、首振りは必須です。

 握りの持ち易さは、BR3Lのグリップの方が若干細い程度で、それほど変わりません、いずれにしても、磨きだしのグリップは持ちずらいので SX80にはグリップを付けてやました。 ずっと力が入るようになりますよ。
 ヘッドの大きさは、KTC BR3Lと比べると厚みはほとんど同じですがKTC BR3Lの方が涙形状なのでスマートに見えます。SX80は面長です。
 色々とありますが、SX80にもプッシュリリース機構は欲しいですね。  
スイベルラチェット 9.5sq

2010.6.15 追加 Snap on製 FHNF100 L=320mm 何処かのネットショッピングでは、推奨最大トルク:108N.m
 ドライバーのように立ててねじを回したり、ヘッドを左右二点で支持する機構により、ヘッドの中心とねじの中心が偏芯することなくネジに力を加られます。
 欠点は、ハンドルの中心に入ったスリットのせいだろうと推測しますが、同じ長さのフレックスハンドルと比べ同じ力を加えても、スイベルの方が力が入らないそうです。
 
 巷のうわさでは、スイベルラチェットを普及させたメーカーは、このスナップオンということでした。  理由が知りたくて、あるマニアに聞くと、左右回転切り替えの操作感がSunap-onが一番なのだそうです。 それと、ギア数100というのも凄い。
 このラチェットは、プッシュリリースが無いので、ソケットとの相性を確認した方がよろしい。
 また、シールドが無いので、塵が入らない場所での保管、メンテが必要です。

気になったらFHNF100
ロック付きロングフレックスラチェット 12.7sq

2010.9.16 追加 Snap on製 SX80 全長445mm 80ギア
 VFR800のピボットボルトを攻めるとロングのスピンナーハンドルが欲しいと感じてL=600mmを買ったのですが、これが失敗(泣) バイクのメンテには長すぎ〜。
 そこで、どうせならとロングラチェットを求めました。 SF80は、長さが450mm程度なので、1/2sqのスピンナーハンドルと同程度の長さです。
 つまり、自分の場合は、ブレーカバーとラチェットを兼ねるお得な工具です。
 長いと大きな力が簡単に入れられますが、作業半径が大きくなるので、フレックスは必須、それと、送り角は小さくなければなりません。
 そんな希望をかなえてくれた品が、Snap-onのSX80でした。 巷のショップでの説明では、デュアル80テクノロジーの80ギア構造により高トルクを実現し、送り角4.5度による微細な駆動が可能とのこと。
 その他の特徴として、空転の軽さには驚かされると思います。

使い始めてしばらくしてから、転がっていたウレタンのホースをグリップに付けました。 見栄えは悪いのですが、グリップが確りして安心出来るようになりました。


☆ 新旧の比較(差込角9.5)☆
 KTCでは、21世紀バージョンと称して新型を出したわけですが、 新旧を比較しました。
 形状
 3mm薄くなり、形状は、だるま型からティアドロップ形状になってスマートに見えます。形はともかく 薄くなったことが嬉しいですね。 また、気になっていた、切り替えレバー脇にあった穴が無くなって、密閉性が高まり野外での作業の際、安心できるでしょう。

 ガタツキ
 ガタツキが結構無くなっています。その差にはビックリしますよ(*^_^*)

 切り替えレバー
 残念なこともあります。切り替えレバーの出っ張りが無くなったことはいいのですが、レバーを倒そうとすると重くなりました(>_<)

 クイックリリースボタン
 クイックリリースボタンは、凸が無くなったので誤動作が少なくなるでしょう。




☆ ネプロスVS21CV(差込角9.5)☆
 合成写真左側:厚さは、若干21CVの方が薄い。
 合成写真右側:ネプロスの方が一回り小さく出来ています。
 回した感じは、どちらも機械的な感じでカチカチといった感じです。
 ラチェットハンドルとソケットをつないだ場合のガタツキは、どちらも同じですが、エクステとソケットを繋いだ時のガタツキ間は、ネプロスが勝り、1本の棒になります。


☆ Snap-on FHNF100(差込角9.5)☆

写真左:左右回転の切り替えは、締める時は、「ON」方向に、緩める時はそのま逆。 非常にスムースに切り替わります。

写真中:写真の左側がFHNF100右側がKTC21のロングハンドル。 ボールの大きさが同じに見えますね!
    Snap-onのハンドルとネプロスのソケットは相性は問題なし。 はめ込む時の方が若干きつく感じる程度です。
         もし、きついという場合は、調整方法

写真右:左側がFHNF100、右側がKTC21のロングハンドルです。 当然ですが、スイベルはヘッドの中心で曲がるので、タイヤから逃げて作業ができます。
こういった箇所では大活躍です。(^◇^)



ばらし編

写真左:ばらすには、丸いクリップで止まっている、赤丸部分にピックツールを引っ掛けます。
写真中:引っ掛けて、慎重に少しだけ引っ張り出します(赤丸程度)。
写真右:そして、円を描くように、円形のクリップをくるっと外します。


外し終えたところです。


☆ ネプロス NBR3UN(差込角9.5)☆

開けて初めて知りましたが、大きな歯車を支えているのは軸ではなく、ケーシングなのです!
歯車は、差し込み口を引っこ抜けば難なく抜けます。 歯車を点検しましたが、綺麗な状態でした。
実は、裏ぶたをあけるのに手間取りました。 もう、ぴったりとした造りです。
外し方は、ソケットを差し込んでおいて、ソケットをぐらぐらとゆすって裏蓋を開けることに成功しました。


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